出雲国一之宮・旧官幣大社
出雲大社(いずもおおやしろ)

明治4年までは「杵築大社(きずきたいしゃ)」と呼ばれていました。古事記にも記される「国譲りの神話」によって築かれた社であると伝えられています。「杵築大社」は当時の日本において最大の建築物とされ、「雲太、和二、京三(一番大きな建築物が出雲の杵築大社、二番目に大和の東大寺大仏殿、三番目が平安京の大極殿)」との数え歌が残っています。

ご祭神
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

ご利益
良縁成就・恋愛成就

出雲大社は全国の神様が集まる地とされ、旧暦の10月神無月を出雲では「神在月」と呼び、八百万の神が出雲に集まり縁を結ぶ「神議(かみはかり)」を行います。そのため、大国主命は縁結びの神とされ、多くの人から信仰を集めています。

本殿をお参りする前に必ず、祓社(はらえのやしろ)でお参りします。拝礼方法は「二拝四拍手一拝」と他の神社とは異なります。本殿だけでなく、摂社、末社など関連するすべてで行います。

祓社で穢れをすべて落としたら、まず八足門(やつあしもん)から本殿をお参りし、本殿周辺の瑞垣を左回りに進みながら各社殿をお参りするのが正しい順路になります。

出雲大社の神様は理由はわかりませんが西を向いているといわれます。なので、正面から拝むために「西の遙拝所」が設けられています。

国宝
本殿
秋野鹿蒔絵手箱(あきのしかまきえてばこ)

国指定重要文化財
出雲大社 21棟1基(建造物)
楼門、神饌所、玉垣など

かつて出雲の神殿は48mもあったという言い伝えがありましたが、神話の中の話だろうと思われていました。2000年に境内に地下から直径1m35cmの柱を3本束ねた「宇豆柱」が発掘されたことにより、神話の神殿は本当にあったという説が有力になってきました。

幻の本殿の10分の1スケールの模型を出雲歴史博物館で見学することができます。

国譲り神話

大国主命が「葦原中国(地上)」の国造りを進めるころ、高天原の天照大御神は「葦原中国を統治すべきは、天照大御神の子孫である」と宣言をします。天照大御神は葦原中国を統治下におくべく、高天原の神々を地上に派遣しますがことごとく失敗してしまいます。

天照大御神をはじめとする神々は頭を悩め、剣と雷の神である「建御雷神(ためみかづちのかみ)」を派遣。武による威嚇をもって大国主命に「国譲り」を迫ります。

この申し出に対し、大国主命は息子達に意見を求め、「事代主(ことしろぬし)」は建御雷神の申し出を承諾、「建御名方(たけみなかた)」は申し出に不服を抱き、建御雷神に力比べを申し出ますが敗北。

この結果を見て大国主命は、「天の御子が住むような立派な宮殿を作ってくれるならば」との条件で国譲りを承諾し、高天原に復命をすることになります。この社こそ「杵築大社(出雲大社)」であると伝えられています。

出雲市大社町杵築東195
tel:0853-53-3100
一畑電車出雲大社前駅より徒歩約10分


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