但馬国一之宮・旧国幣中社
出石神社(いずしじんじゃ)

地元では「いっきゅうさん」の呼び名で親しまれる出石神社。社伝によれば、奈良時代に谿羽道主命と多遅麻比那良岐が「天日槍命(あめのひぼこのみこと)」を祀ったことに始まると伝えられています。

日本書記には
「(新羅の王子である)『天日槍』は垂仁天皇の御代に日本に聖王がいると聞いて、播磨国にやってきた。その時持っていた『八種の神宝』を奉じたので、天皇から好きなところに住むことを許された。そこで宇治川を遡って近江国に入り、その後若狭国を巡り、但馬国に至り『出石』に居所を決めた」
と記されています。

ご祭神
天日槍命(あめのひぼこのみこと)
出石八前大神(いずしやまえのおおかみ)

かつての出石一帯は泥海でしたが、天日槍は岩山を切り開き、濁流を日本海に流し土地を豊かに造り変え、さらに鉄の文化を伝えることで殖産の興業に力を注いだと伝えられています。「八種神宝」は「八前大神」として天日槍命とともにお祀りされています。

ご利益
土木繁盛・安産守護

国指定重要文化財
脇差 銘 但州住国光

永正元年(1504年)戦火により社殿が焼失し、現在の社殿は大正時代に再建されたものです。本殿は三間社流造りで南面し、前面に幣殿と祝詞殿があります。拝殿は舞殿形式で入母屋造りの平入りで蔀戸をつくり、正面の辰砂の屋根と独立した平唐破風出桁(ひらからはふでげた)の向拝は他に類のない珍しい建築で、豊岡市指定の文化財になっています。

但馬国一宮は出石神社と粟鹿神社の二社とされています。鎌倉時代の但馬国大田文では粟鹿神社を二宮としていますが、室町時代の大日本国一宮記では一宮とし、出石神社が記載されていないなど、資料によって記述が異なります。現在は両社とも但馬国一宮を称し、全国一の宮会に加盟している。

豊岡市出石町宮内99
tel:0796-52-2440
JR豊岡駅or江原駅からバス「鳥居」下車徒歩約10


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