下総国一之宮・旧官幣大社
香取神宮(かとりじんぐう)

全国におよそ400社ある香取神社の総本社。

創建は神武天皇18年といわれ、肥後国造の一族だった多氏が上総国に上陸し、開拓を行いながら常陸国に勢力を伸ばしました。この際、出雲国の拓殖氏族によって農耕神として祀られたのが、香取神宮の起源とされています。

かつては鹿島神宮と共に蝦夷に対する大和朝廷の前線基地であり、古くより朝廷からの崇敬の深い神社でありました。延喜式神名帳に「神宮」の称号で記されるのは伊勢神宮と鹿島神宮そして香取神宮の三社だけです。

古くから利根川河口付近に鎮座し、国譲り神話にちなむ御祭神をお祀りしている、鹿島神宮、香取神宮、息栖(いきす)神社は「東国三社」と称されます。

ご祭神
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
※又の御名は伊波比主命(いはひぬしのみこと)

「経津主大神」は、天照大神の命のもと「武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)」とともに、大国主に国譲りを迫った神として日本書記に記されています。(古事記には記述がありません)

ご利益
国家鎮守・家内安全・産業発展・海上守護 など

12万3千平米の境内は「香取の森」と呼ばれ、樹齢千年と言われるご神木のほか、水戸光圀公の手植えと伝えられる校門桜の他、数百本の桜は花見の名所としても知られています。

香取神宮の宝物文化財は国や県指定のものだけでも200点余りあります。

国宝の海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)は『日本三銘鏡』の一つとして、昭和28年に国宝に指定されています。ちなみに3銘鏡のあと二つは「正倉院御物」及び四国大山祇神社の神鏡です。

現在の主な社殿は、江戸時代の元禄13年(1700年)、5代将軍の徳川綱吉の命により造営されたもので、全国的に見てもこの時期を代表する神社建築です。両流造の本殿や楼門は国の重要文化財に指定されています。

千葉県香取市香取1697
tel:0478-57-3211
JR砂原駅よりバス「香取神宮前」下車徒歩約5分


佐原駅のおすすめグルメ情報 [食べログ]