伊豫国一之宮・旧国幣大社
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)

瀬戸内海に浮かぶ大三島の西岸、神体山とする鷲ヶ頭山(わしがとうざん)西麓に鎮座する大山祇神社は、全国の山祇神社、三島神社の総本社。その創祀にはいくつか説があります。
①大山積大神の子孫である「小千命(おちのみこと)」が御島(みしま・現在の大三島)を神地と定め鎮祭したことにはじまる(社伝)
②推古2年(594年)摂津国三島江(現大阪府高槻市)から現在の位置に移された
③伊豆国の三嶋大社から分霊を招いて創建された
など。

『延喜式』神名帳では名神大社に列し、のちに伊予国の一宮とされたほか、朝廷から「日本総鎮守」の号を下賜されます。

ご祭神
大山積神(おおやまずみのかみ)
*別名「和多志大神(わたしのおおかみ)」「三島大明神」。伊弉諾尊と伊弉冉尊の間の子で、磐長姫命と木花開耶姫命(瓊瓊杵尊の妃)の父。社名と祭神名の表記が異なりますがかつて社名は「大山積神社」でした

ご利益
航海安全・所願成就

伊予水軍をはじめ、あらゆる時代の武将から武神としても信奉され、武運を祈願する源氏や平家の武将達から奉納された武具が保存され、その多くが国宝などに指定されています。

国宝
沢瀉威鎧(おもだかおどし よろい)(兜、大袖付)日本式の大鎧としては最古の遺品
紫綾威鎧(むらさきあやおどし よろい)(大袖付)
赤糸威鎧(あかいとおどし よろい)(大袖付)
紺糸威鎧(こんいとおどし よろい)(兜、大袖付)
禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう)
大太刀 銘貞治五年丙午千手院長吉
牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵
大太刀 無銘(伝豊後友行、附 野太刀拵)

境内には室町時代建造の本殿、江戸時代前期建造の拝殿、鎌倉後期に作られたと伝わる宝篋印塔(ほうきょういんとう)などがあります。

国の重要文化財
本殿(宝殿)
拝殿
宝篋印塔
木造扁額 額文「日本総鎮守大山積大明神」
ほか、全部で76件が指定されています(2016年現在)

国指定天然記念物
大山祇神社のクスノキ群

樹齢2600年といわれるご神木の大楠は、勧請の際に植えられたと伝えられ、息を止めて3周すると願いが叶うといわれています。

島と本州、四国は全長70kmの「しまなみ海道」でつながっていて、高速バスを使って訪ねることができます。

愛媛県今治市大三島町宮浦3327
tel:0897-82-0032
JR今治駅よりバス「大山祇神社」下車徒歩すぐ


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