相模国一之宮・旧国幣中社
寒川神社(さむかわじんじゃ)
創建時期はわかっていませんが、第21代雄略天皇の御代(456~479)には朝廷より幣帛の奉勅があったといわれます。
延喜式神名帳では、相模国唯一の国幣大社として朝廷の名神祭に預かる名神大社に列格されています。神亀(じんき)4年(727)に社殿建立と伝える記録があります。
ご祭神
寒川比古命(さむかわひこのみこと)
寒川比女命(さむかわひめのみこと)
2柱で「寒川大明神」と称されますが、記紀には記載がありません。近世では八幡神、菊理媛命(くくりひめのみこと)、素盞鳴命、稲田姫尊など諸説ありますが詳しいことはわかっていません。
ご利益
八方除
地相、家相、方位、日柄などからくるすべての災難を祓う八方除の守護神として多くの参拝者が集まります。正月三が日だけでも約50万人訪れるという初詣客は、神奈川県内では「鶴岡八幡宮」についで2番目に多くなっています。
神奈川高座郡寒川町宮山3916
tel:0467-75-0004
JR宮山駅より徒歩約10分