近江国一之宮・旧官幣大社
建部大社(たけべたいしゃ)
社伝によれば、第12代景行天皇の皇子日本武尊が亡くなった後、日本武尊の妃・布多遅比売命(ふたじひめのみこと)が神勅によって、御子・稲依別命(いなよりわけのみこと)とともに住んでいた神崎郡建部郷千草嶽(現在の東近江市五個荘伊野部町付近の箕作山)の地に日本武尊を「建部大神」として祀ったのが創建とされます。
主祭神
日本武尊(やまとたけるのみこと)
相殿神
天明玉命(あめのあかるたまのみこと)
権殿
大己貴命(おおなむちのみこと)
相殿神を天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)とする場合があります。
源頼朝が平治の乱に敗れて伊豆国に流される道中、本社に立ち寄って源氏の再興を祈願、後に大願成就したことから、出世開運の神としても知られるようになり、歴代朝廷からだけでなく武将たちの崇敬も深く集めました。
ご利益
出世開運・除災厄除・商売繁盛・良縁成就・医薬醸造
滋賀県大津市神領1-16-1
tel:077-545-0038
JR石山駅よりバス「建部大社前」下車徒歩すぐ